税金は忘れずに・・・orz
無職であっても税金の魔の手からは逃れられません(笑)。
といっても、支払うのは住民税であり、所得税は確定申告により払いすぎた税金を返してもらうことができます。
(1) 住民税
「無職なのに税金払うの?」と思われそうですが、住民税は前年の所得に応じて納付額が決まってきますので、会社を退職しても納付義務が発生します。
これまで住民税は会社からもらう給料から自動的に天引きされていましたが、退職後は銀行、郵便局または役所まで支払いに行かなくてはなりません。
分割払いを選択することもでき、それらの手続きのためにまずは役所に行きましょう。
ちなみに、ずっとほったらかしにしてると役所から請求書が送付されてきます。
めんどくさがって払わないでいると滞納税がついてしまうので気をつけましょう。
さて、住民税の支払方法ですが、いつ退職したのかによって異なってきます。
1. 1月~5月の間に退職した場合
退職時に5月分までの住民税を一括して支払うことになります。
例えば、私は3月で退職したのですが、3月給与から住民税3月分・4月分・5月分が天引きされ、6月以降分を自分で支払いにいきました。
2. 6月~12月の間に退職した場合
退職した次の月から自分で支払いにいくことになります。
給与からの自動天引きはありません。
(2) 所得税
退職前、所得税は毎月の給料から天引きされていましたが、その金額は1年間の総所得を想定して、12で月割りにしたものでした。
もし1年の途中で会社を辞めた場合、所得税は当然払いすぎということになるので、年度末に確定申告をすることで過払い分を返却してもらうことができるのです。
ちなみにこの確定申告をするのは無職のまま年を越してしまった人だけです。
12月時点で再就職していれば、これまでの分も含めて再就職先で年末調整をやってくれます。