みんなの退職・転職体験談

退職するときってすごく悩みますよね。退職・転職活動はどうやったのか、そして退職の決断は正しかったのか?退職活動の裏話など、みなさんの退職・転職活動の参考になればと思います。

失業給付をもらおう

退職したらすぐにでも公共職業安定所(ハローワークともいう)に行って、失業給付の手続きを済ませましょう。失業給付は退職したらすぐにもらえるというものではなく、一定期間経過後(自己都合は退職から約4ヶ月後)に支給されることになるので、早く済ませればそれだけ早く失業給付をもらえることになります。

(1) 失業給付ってなに?

失業給付は、仕事を失業してしまったときに国からもらえる雇用保険の補助金のことです。
これまでの保険料は毎月の給料から天引きされているはずです。
この雇用保険給付ですが退職日時点で6ヶ月以上の保険加入期間があること(つまり6ヶ月以上働いていること)、働く意思・能力があることが支給の条件になります。
つまり、上司がムカついたからといって入社1ヶ月で辞めてしまったり、結婚退職して家事に専念する場合や、独立や起業目的で退職した場合は支給されません。
虚偽の報告がバレて不正受給が発覚すると、倍返しになることもあるようですので要注意です。

(2) いくらもらえるの(日額)?

退職前6ヶ月の給与合計を180で割って算出された数値に一定の係数(45%~80%)をかけた金額が『基本手当て日額』です。ただし、年齢に応じて次のように上限が定められています。

30歳未満 6,495円
30歳~44歳 7,125円
45歳~59歳 7,935円
60歳~64歳 6,916円
65歳以上 6,495円

このように十分な補償とはいえないものですが、それでも無職にとっては貴重な収入源。
今まで保険料を取られていたのですから、きっちりともらっておきましょう。

(3) どのくらいの期間もらえるの?

給付期間は退職事由等によって次のように異なってきます。
自己都合退職の場合、勤務期間が10年未満だと90日間分、10年~20年だと120日間分、20年以上だと150日間分となります。